天穂のサクナヒメ感想・レビュー！稲作もアクションも奥深い純和風ゲーム

小学2年生の子供と一緒に、それぞれセーブデータを作って、天穂(てんすい)のサクナヒメのニンテンドースイッチ版をプレイしました。

 

発売当初から気になっていたんですが、「稲作にかなり力を入れたゲームで、横スクロールの戦闘アクションもあるって、斬新なことやりすぎて中途半端な仕上がりになってんじゃないのー？」と疑って手を出していませんでした。（製作陣の方々、スミマセン…）

 

実際プレイしてみたら、その完成度の高さにビックリ！！

 

稲作だけでも面白いし、アクションだけでも面白い。

 

そのどちらの要素もマッチしていて、さらに面白いという「かけ算的シナジー」を感じる良作でした。

 

個性的なキャラクターも魅力的なんですよね。

 

この記事では、天穂のサクナヒメの感想・レビューとサクナヒメ関連グッズについて紹介していきます。

 

BESTPRICE版があるので、これが安くてお得ですね▼

天穂のサクナヒメ感想・レビュー

 

天穂のサクナヒメ、奇をてらった稲作ゲーかと思いきや、普通に面白いアクションゲームでした。

 

漢字が多くフォントも達筆ですが、読んであげる必要はあるものの小学2年生でも楽しそうにプレイしていました。

 

もちろん大人でも細かい稲作やアクションを極められるので、やり込める要素は多いです。

 

子供も大人も楽しめるゲームでしたねー。

 

では、詳しく感想をレビューしていきます。

稲作の勉強になる

 

子供が「田植えが難しい」と言っていたので見てみると、前に歩きながら植えていたんですよね。

 

「田植えって後ろに下がりながらやるんだよ！」と教えました。

 

間隔とかも重要みたいですが、初見じゃわかりませんよね…▼

 

実際、超田舎で田んぼに囲まれたところに住んでいるんですが、現在の農業は機械化が進んでいて、昔ながらの稲作を見ることはできませんよね。

 

サクナヒメは田起こしから田植え、収穫、稲架掛け、脱穀、籾摺りという工程を自分で工夫しながら疑似体験できるわけです。

 

稲架掛け▼

脱穀▼

籾摺り▼

 

発売当初は「農水省の公式サイトが一番攻略サイトになる」と言われるほど本格的な米作りなんですよね。

 

 

手作業での稲作の勉強に、間違いなくなります。

 

稲作会議とか他のゲームじゃ絶対ない(笑)▼

 

お米農家や日々の食事に対する感謝の気持ちが沸きますよ。

戦闘のアクションが細かい

 

戦闘のアクションが思ったより細かくて、繰り返しの探索が楽しかったです。

 

ロックマンやカービィのような横スクロールのアクションで、弱攻撃と強攻撃の使い分けを基礎とし、羽衣を使ったアクションで進撃の巨人の立体起動みたいな機動性もあり、必殺技にあたる武技は熟練度で成長するという仕様。

 

慣れてくると相手の攻撃に合わせて攻め、格闘ゲームであるようなジャストディフェンスで相手の隙を作ったりできるんです。

 

稲作を続けていくとステータスが強くなりますし、ご飯でステータスが上昇したり、稲作とのシナジーもあります。

 

最初のブタみたいなボスも強くて倒せなかったんですが、1回稲作が終わると勝てるくらい強くなってました。ご飯パワーすごい。

 

1年目じゃ倒せない…▼

稲作でパワーアップ！▼

初の稲作後は余裕でした▼

 

探索で食材もゲットできるので、無駄な戦闘がない感じも良いですね。

 

アクションゲームとしても完成度が高いと思いますね。

 

ちなみに難易度は好きなときに変えられます。

和風の風景やBGMが雰囲気出てる

ゲームにおいて、世界観やBGMから感じる雰囲気ってかなり大事な要素だと思っていて、例えばマザーのように行ったこともないのに懐かしいアメリカを感じたりできるんです。

 

サクナヒメはその点も優秀で、いにしえの日本や昔話のような純粋な和を感じられる映像美とBGM…。

 

▲ご覧の通り背景にも注目したくなる作品です。

 

和なBGMも耳に心地よくて、初めて太閤立志伝をやったときを思い出しました。

 

和風のゲームって、良いですよね～

ストーリーも気になる

名前でだいたい察しはつくかもしれませんが、サクナヒメって神様なんですよね。

 

さらに上の神様に捧げる米や油などを炎上させてしまい、罰として鬼が現れる島へ調査に行くことに…。

 

ただ、サクナヒメは武神と豊穣神を両親に持つサラブレッド。

 

鬼島の秘密とサクナヒメのポテンシャルや成長が気になるストーリーとなっています。

キャラも魅力的な天穂のサクナヒメはグッズもあるぞ

サクナヒメってキャラクターが個性的で魅力的なんですよね。

 

最近のゲームはキャラクリが主流で、自分の好きな外見で始められるので、それが楽しくもあるんですが、やはり主人公の爆発的な個性としては若干薄くなる印象。

 

天穂のサクナヒメは、主人公がバリバリ個性的なサクナヒメ固定なので、インパクトは大です。

 

お供の武神タケリビの剣霊「タマ爺」も可愛いマスコットとして存在感を放ってます。

 

そんかサクナヒメのキャラクターグッズをいくつか紹介しましょう！

 

米袋リュック▼

めちゃくちゃ個性的な米袋リュック。

意外とオシャレに見えます。

 

キーチェーン▼

主要キャラ勢揃いのキーチェーンです。

 

サクナヒメフィギュア▼

主人公サクナヒメのフィギュア。これはファンなら欲しいところ。

 

ぬいぐるみセット▼

タマ爺や犬のぬいぐるみセット。タマ爺かわいいですよね。

天穂のサクナヒメは学びにもなる良作だった

 

天穂のサクナヒメは稲作が本格的で遊びながら学べる良作でした。

 

稲作が本格的だからといって他の部分で妥協してるわけでもなく、戦闘もちゃんと楽しいのもポイントです。

 

ゲーム業界で稲作においては頂点のゲームで、今後もこれ以上の出来は期待できないレベルなので、1度プレイしてみて損はないと思いましたね。

 

時間を忘れてずーっとやれるゲームです。

 

PS4版

 

スイッチ版▼